2021/08/10
フィクションの銃を作る「STルガー.22カスタム “Mk-0” 後編」
隠密潜入任務用のハンドガンを作ろう!!
こんにちは、結利晴信です! 本コーナーでは「ストーリーと世界観を持った空想カスタムを製作してみよう」をコンセプトに、一作品の企画から完成までを前後編に分けて詳しく解説していきます。
今回は前編に引き続き「隠密潜入任務用の銃」をコンセプトに作品を作っていきます。消音装備で敵を排除しつつ敵地に潜入する、孤高の兵士の銃をカスタム表現してみましょう!
塗装前の下準備
前編ではベースガンとなるKJ WORKS「MK-1 .22ターゲットピストル SILENT EVO」を加工してきましたが、いよいよ塗装に入ります。まずは塗装するパーツを洗浄するために分解しますが、分解・組み立ての際には「トイガン解体新書2016」(ホビージャパン刊)が参考になります。
▼参考資料
![](https://image.armsweb.jp/thumbnail/fs_files/max610x/images/20210804125648610a100020506.png)
使用する塗料
- 染めQテクノロジー「ミッチャクロンマルチ」
- ガンショップ・インディ「ブラックパーカー」
- アサヒペン「蛍光・夜光塗料用下塗りスプレー」
- アサヒペン「蛍光塗料スプレー グリーン」
パーツを塗装する
バレルとフレームにはブラックパーカー(30分乾燥)を塗装。フロントサイトは蛍光・夜光塗料用下塗りスプレー(1時間乾燥)で下地塗装し、乾燥後に蛍光塗料スプレー グリーン(1時間乾燥)を塗装します。
ディテールを仕上げる
パーツの塗装が済んだら、レーザーサイトなどのディテール(細部)を再現していきます。こうした細かな部分を仕上げ、本体を組み立てたら完成です。
![](https://image.armsweb.jp/thumbnail/fs_files/max610x/images/20210804130415610a11bf5bf4d.png)
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![](https://image.armsweb.jp/thumbnail/fs_files/max610x/images/20210804130815610a12af66c4e.png)
組み立て
![](https://image.armsweb.jp/thumbnail/fs_files/max610x/images/20210804130843610a12cb03ba9.png)
完成!
![](https://image.armsweb.jp/thumbnail/fs_files/max610x/images/20210804133110610a180ed6456.png)
![](https://image.armsweb.jp/thumbnail/fs_files/max610x/images/20210804131849610a15293edd2.png)
まとめ
というわけでSTルガー.22カスタム“Mk-0”は完成です。ルガーMk-1をベースに、某ステルスゲームの主人公が装備するような「隠密潜入任務用の銃」にアレンジしてみました。こんな風に明確なイメージと結び付けて製作すると、工夫次第でとても存在感のあるオンリーワンなカスタムガンを作ることができます。
もしお家に使わずに眠っているエアガンがあれば、ちょっと想像力を広げてあなただけの「空想銃」を作ってみてはいかがでしょう? (*´ω`)
本作品はYuriCustom WorksのHPでもストーリー設定付きで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。
作例製作・文:結利晴信/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年9月号 P.120~123より抜粋・再編集したものです。