中国版のトカレフ、モデルガン化「タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン」

 

別名“チャイニーズ・トカレフ”、五四式自動拳銃

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン

 

 リアルな外観と快調なブローバックが体感できることで話題沸騰のタナカのモデルガン・トカレフTT-33ヘビーウエイトのバリエーションが早くも加わる。この五四式自動拳銃(以下五四式)は、別名“チャイニーズ・トカレフ”や“ブラック・スター・ピストル”と呼ばれる中国版のトカレフだ。

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン

 

 実銃の五四式は第二次世界大戦後、中国が同じ共産主義陣営であったソ連からの技術供与により武器の国産化に着手したことに端を発する。小銃類がAK47をベースにした五六式自動歩槍とSKSをベースにした五六式半自動歩槍を開発したように、拳銃では第二次世界大戦時のソ連の制式拳銃であったトカレフTT-33を五一式自動拳銃として採用。そしてすべて国産部品で構成して1954年に採用されたのが五四式自動拳銃(手槍)である。中国国内の軍・警察はもとよりベトナムやカンボジアなどに輸出され制式採用された。

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
五四式もトカレフと同じく刻印が少ない。フレーム左側には製造年(1966)とシリアルナンバーが打刻されている

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
スライド上面後部にもフレーム左側と同じシリアルナンバーに加えて銃名の「五四式」が打刻されている

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
スライド側面のセレーションはガバメントのような縦溝のみとなっている。背の高いリアサイトや指をかける部分が丸いハンマーはトカレフと同じ

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
フレームへの固定方法や滑り止めの縦筋はトカレフと共通だが、中央のマークが星だけになっているのが五四式の特徴

 

タナカならではの快調作動! 大迫力&快音の発火ブローバックを楽しもう!!

 

 タナカは五四式を発火式モデルガンとして初めて再現。スライドとフレームは同社のトカレフと同じくヘビーウエイト樹脂製。中国国内向けの1966年製を再現しており、刻印やセレーションの違いが再現され、グリップ中央のマークがCCCPから星だけに変更されている。マガジンボトムのランヤードリングは五四式ではオミットされている。

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
トカレフ同様、スライドストップはクリップで固定されており、分解する時はクリップを後方にスライドさせてからスライドストップを外す

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
ガバメントのバレルブッシングに似たトップリングはバレルの保持とリコイルスプリングを押さえる役割がある

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
ランヤードリングがオミットされた五四式のマガジン。装弾数は8発。表面には発火による錆びを防ぐSPQ処理が施されている

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン
ボトルネック形状の7.62mm×25弾をイメージした5mmキャップ火薬仕様のカートリッジ。ケースは超ジュラルミン製で音抜けがいい快音トップが採用されている

 

 作動性能を重視するため各所に衝撃を緩和するパーツ(リコイルバッファー、ハンマーバッファーなど)を搭載。トカレフと共通の快音トップ採用の5mmキャップ火薬仕様の超ジュラルミン製カートリッジを使用。心地よい発火音とシャープでキレのあるブローバックが楽しめる。モデルガン好きな方はもちろん、発火式モデルガンを初めて手にする方にもお薦めだ。

 

タナカ 五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン

 


 

タナカ
五四式自動拳銃 ヘビーウエイトモデルガン

 

DATA

  • 全長:195mm
  • 全高:128mm
  • 全幅:30mm
  • 重量:543g
  • 装弾数:8発
  • 価格:¥29,480(2022年8月頃発売予定)
  • お問い合わせ先:タナカ

*写真は試作品です。実際の製品とは異なる場合があります

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:葉月愛梨
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:狩野絵梨奈
撮影協力:東京サバゲパーク

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年9月号 P.76~77をもとに再編集したものです。

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