レジスタンス支援用の急造拳銃をモデルガンで「ハートフォード リバレーター2022」

 

レジスタンス支援のために作られた急造拳銃

 

 第二次世界大戦中、ヨーロッパ戦線にてドイツ軍の後方を攪乱するレジスタンス部隊を支援するためにアメリカ軍が計画、開発、製造を行なったのがこのリバレーターピストルだ。

 

 

DATA

  • 全長:141mm
  • 重量:490g
  • 装弾数:1発
  • 価格:¥17,600
  • 問い合わせ先:ハートフォード

 

 この銃は輸送機より無差別に空中投下し、地上にいるレジスタンスへ拾わせる。レジスタンスは市民を装ってドイツ兵に近寄り、近距離で射撃、倒したドイツ兵から装備を奪う。という武器運用に基づいて作られており、空中からばら撒くために100万挺以上製造された。しかし装弾数1発、射程距離10m、精度劣悪という銃に命を預けるレジスタンスは少なく、少数のみが使用された後に大多数がスクラップにされてしまった。このモデルのモデルガンは究極のコレクションモデルといえるだろう。

 

.45ACP弾を使用するため、マズルは大きく迫力がある。トリガーは巨大であり、指を2本かけて引くこともできる。トリガープルは非常に重く、一気にシアが落ちるため狙い撃つような射撃は難しい

 

リバレーターは単発銃であり、撃った後は手動で空薬莢を排出しなくてはならない。薬室の閉鎖機構や撃発機構も細かく再現されており、操作しているだけで楽しめる作りだ

 

リバレーターの操作方法をイラストにした簡易的なマニュアル、発火用カートと排莢棒(使用はできない)が付属する。これは実銃の付属物と同じ構成であり、マニュアルは当時のイラストを流用した本格的なものだ

 

TEXT:津軽太郎

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年11月号 P.64をもとに再編集したものです。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事