エアガン

2024/11/25

ミハエル・カラシニコフの息子が開発したビゾンをモデルアップ「PPS PP-19 Bizonトップフォールディングストックタイプ電動ガン」

 

ユニークなヘリカルマガジンを採用したAKベースの短機関銃

 

 AKをベースにAKの生みの親であるミハエル・カラシニコフの息子であるビクトル・カラシニコフが開発した短機関銃がPP-19 Bizon(ビゾン)だ。最大の特徴は、バレル下部に装着される筒状の「ヘリカルフィードマガジン」だ。弾がらせん状に装填されるこのマガジンは9mm×18マカロフ弾を64発装填でき、スペアマガジンは携行しにくいものの、短機関銃としては異例の火力を誇る。

 

 

 バリエーションにオーソドックスなバナナ型マガジンを採用したPP-19-01 Vityazがある。PPSはBizonを電動ガンで再現。ユニークなマガジンの装弾数は800発を誇る。

 

 

AKに似たフロントサイトベースと小ぶりなラッパ型のフラッシュハイダー。スリングフックはAKと同様左側に設けられている

 

バレルを覆うように装着されている金属製ハンドガード。リアサイトもAKと同じタンジェントタイプ

 

Bizonの最大の特徴といえばこの「ヘリカルフィードマガジン」だ。PPSのマガジンは前面のキャップを開けてBB弾を装填し、後部にある紐を引っ張って給弾する

 

セレクターレバーなどの操作系はAKシリーズを踏襲している。エジェクションポートは9mm×18弾用に小さくなっている

 

格納時は非常にコンパクトになるトップフォールディングストック。展開する際はレシーバー後部のロックレバーを引き上げながら後方に向かって引き伸ばす

 

 

 トライアングルストック付きが一般的に知られているが、PPSはBizon-3に装着されているトップフォールディングストックをチョイス。展開・収納に慣れが必要だが、短機関銃としては必要にして充分なストックだ。コンパクトなボディに大容量マガジンのコンビネーションはサバゲウェポンに最適だ。

 

 


 

PPS
PP-19 Bizon トップフォールディングストックタイプ電動ガン

 

DATA

  • 全長:473mm / 687mm(ストック展開時)
  • 重量:2,900g
  • 装弾数:800発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年11月号に掲載されたものです。

 

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