M1851NAVY、SG553プラス、ハイキャパ4.3 D.O.R…「東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原」

 

注目の新製品発表! 東京マルイフェスティバル2024

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原

 

 今年も「東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原」が11月9日(土)~10日(日)に開催された。様々な展示品やシューティングレンジが設置されていたが、多くの読者の関心は新製品に関する情報であろう。ここでは会場の盛り上がりとともに当日発表された新製品についてレポートする。

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
会場には自衛隊の訓練用に製作された20式5.56mm小銃のラバーガンが展示されていた

 

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G36Cプラスを実際に撃って楽しめるシューティングレンジが設置されていた。プラスシリーズの軽快なトリガーフィーリングとドットサイトMTDのクリアなレンズが相まって精密な射撃を体感することができた

 

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シューティングレンジではBB AUTO LOADERを実際に体験することができた。装弾数50発のマガジンを数秒でローディングすることが可能

 

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YouTuberや声優としても活躍しているT.K.Heroこと江田拓寛さんによる早撃ちの実演が行なわれ会場を大いに沸かせていた

 

 

エアーリボルバーPRO M1851NAVY

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原

 

 対象年齢10歳以上用のエアーリボルバーPROシリーズに「51(ごーいち)NAVY」の愛称で親しまれているM1851NAVYが加わる。実銃のM1851NAVYはコルトが1851年に発売したパーカッション式のシングルアクションリボルバー。パーカッション式とはメタリックカートリッジが主流ではなかった頃の弾丸の発射方式で、黒色火薬をシリンダー前方からセットし、その上から金属製の弾丸をバレル下にあるローディングレバーで1発ずつ込める。火薬への着火はシリンダー後方にあるニップルにセットしたパーカッションキャップ(雷管)で行なう。パーカッション式は現代の銃に比べて装填から射撃まで時間と手間がかかる。そんな51NAVYを東京マルイはエアコッキングガンで再現した。

 

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ユニークな内部構造がわかるカッタウェイモデルとクリアモデルが用意されていた

 

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八角形(オクタゴン)断面のバレルにフロントサイトはリアルな真鍮製

 

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バレル上部のコルトのアドレスもしっかり再現されている

 

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1843年当時アメリカ合衆国併合前のテキサス共和国の海軍(ネイビー)がカンペチェの戦いにおける勝利の情景を彫り込んだカービングシリンダーを再現

 

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ニップル部分には真鍮製のパーカッションキャップを被せることができる

 

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グリップは木目を塗装で再現したウッドタイプ

 

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SAA同様、可変ホップアップシステムが搭載されており、ローディングレバーを起こすとバレル基部下面にダイヤルが現れる。0.2gのBB弾にも対応しており、対象年齢10歳以上用とは思えない命中精度を発揮する

 

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51NAVYの特徴であるローディングレバーを用いた装填ギミックを再現している。実銃同様にBB弾はシリンダーの前方から一発づつローディングすることになる。SAA同様に内部フレームに金属パーツを採用しているため剛性と重量感を確保している

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
バレル基部にあるバレルウェッジを左側に押し出すことで実銃同様にバレルを外すことが可能

 

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バレルを外せばシリンダーも取り出せて、実銃のように3分割することが可能。対象年齢10歳以上用とは思えないリアルさだ

 

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BB弾はシリンダー前方に装填する。ローディングレバーを使わなくとも装填可能

 

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後部がニップルによって閉塞されているシリンダーのためSAAのようにシリンダー後部からエアを流入させてBB弾を飛ばすことができない。そこで東京マルイはベースピン内にエアルートを確保してシリンダーへエアを導くシステムを開発した(特許出願中)

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
ベースピンからシリンダー内にエアを流入させるシステムのため、シリンダーはBB弾が保持されるアウター部分のみ回転し、エアルートが内蔵されたインナー部分はベースピン側に固定される二重構造を採用している

 

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専用スペアシリンダーが用意されるので、西部劇のようにシリンダーごと交換してリロードする遊び方ができる

 

電動ガンプラスシリーズ SG553プラス

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原

 

 PLUSシステム(FET回路)を搭載し、MS・LiPoバッテリーに対応した電動ガンプラスシリーズにSG553が加わることになった。東京マルイとしては初の試みである強化樹脂をアッパーレシーバー、ロアレシーバー、新規レールハンドガードに採用したことで剛性が格段に向上している。

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
ガスブロック上部にはリアサイト同様にフリップアップ式フロントサイトが搭載されている

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
アルミ製のフラッシュハイダーは新規制作されたものを採用

 

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新規に作られた強化樹脂製ハンドガード。上下左右にはピカティニーレールが設けられている

 

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強化樹脂製のレシーバー。ハンドガードと同様に軽量ながら高い剛性が確保されている

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
チャージングハンドルを引くとホップアップ調整用ダイヤルにアクセスできる

 

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アッパーレシーバーにはフリップアップ式リアサイトが内蔵されたトップレールを追加

 

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ストック基部のロックボタンを押すことでストックを折り畳むことができる

 

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最後の1発まで撃ち切れるフォロワーが採用された新型40連マガジンが付属

 

ガスブローバックガン ハイキャパ4.3 D.O.R

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原

 

 ガスブローバックハンドガンの新製品としてオプティクスレディ仕様のハイキャパD.O.Rの4.3インチバージョンが発表された。グリップ形状はもちろんアンダーレールの形状変更が確認できる。

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
フロントサイトを後退させて先端部にガスポートを開けた4.3インチバレル用の新型スライド

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
サムセーフティはサムガードを兼ねたデザインのものを採用。セレーションは前後に施されている

 

東京マルイFESTIVAL2024 inベルサール秋葉原
バックアップ用リアサイトを備えた新型のマウントベースを使用して、スライドにマイクロプロサイト(別売)を搭載した様子

 


 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年1月号に掲載されたものです。

 

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