2024/12/09
M110A1の中からSDMRを再現「Umarex ヘッケラー&コックM110A1 ガスブローバックガン(JP Ver.)」
アメリカ陸軍制式採用のCSASSがガスブローバックガンで初登場
ヘッケラー&コックHK417/G28のバリエーションのひとつであるアメリカ陸軍制式採用モデルのM110A1。もともとこのモデルにはアメリカ軍がナイツアーマメントのM110SASSよりコンパクトで軽量なCSASS(コンパクト・セミ・オートマチック・スナイパー・システム)構想を打ち立て、ヘッケラー&コックがHK417/G28をベースにしたモデルを提出、M110A1として2016年に制式採用されたという経緯がある。M110A1には2種類存在し、ひとつは当初の計画どおりのCSASSとして採用されたもの。もうひとつが分隊支援火器的な位置付けのSDMR(スコード・ディジグネイテッド・マークスマン・ライフル)として採用されたものだ。ここで紹介するUmarexのガスブローバックガンはSDMRを再現したものだ。
Umarexからは電動ガンが先行してリリースされており、そのリアルさはお墨付きだ。電動ガンと同様、ヘッケラー&コックとの正式契約によりG-Style M-LOKハンドガードやレシーバーには実銃同様のマーキングを再現。複数色のダークアースカラーが使われたカラーリングは実銃同様。アンビコントロールレバー類はすべてライブで作動する。レシーバーに施されたシリアルナンバーは1挺ごとに打刻。マガジンはアウターケースがスモーククリア樹脂製の二重構造となっている。
内部にはVFC製の最新ブローバックエンジンが搭載されており、リアルな外観に加えてハードなリコイルショックも体感できる。
Umarex
ヘッケラー&コックM110A1 ガスブローバックガン(JP Ver.)
DATA
- 全長:930mm/1,000mm(ストック伸長時)
- 重量:3,780g
- 装弾数:20発
- 価格:¥121,000
- お問い合わせ先:VFC
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
写真提供:VFC JAPAN
この記事は月刊アームズマガジン2025年1月号に掲載されたものです。
※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。