TVドラマ『コンバット！』で知られるアメリカ軍の制式短機関銃

　　第二次世界大戦中に開発されたアメリカ軍の制式採用短機関銃であるM1A1。アメリカ禁酒法時代のアイコンともいえるM1928（通称シカゴタイプライター、トミーガン）をベースとし、口径は.45ACP、独特なブリッシュロックを廃したシンプルなオープンボルト方式としたモデルだ。

　生産性を高めるためにカッツコンペンセイターやバレルの冷却用フィンを廃止し、ボルトハンドルはレシーバー右側に移設、シンプルなプレス製のリアサイトを採用した。東京マルイは電動ガンとしてM1A1特有のスタイルを再現するために無可動実銃をもとに採寸。

　ダイキャスト製アッパーレシーバーとアウターバレルはリアルな黒染め仕上げで、P-90にも採用されたバージョン6メカボックスが搭載され、ハンドガードとストックにはリアルな木目仕上げが施されている。それまでの同社の電動ガンとは一線を画すリアルな質感・重量感に加えて高い剛性が確保されている。

東京マルイ
トンプソンM1A1 電動ガンスタンダードタイプ

DATA

• 全長：803mm
• 重量：3,410g
• 装弾数：60発
• 価格：￥39,380
• お問い合わせ先：東京マルイ

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

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この記事は月刊アームズマガジン2024年11月号に掲載されたものです。

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