装備

2022/11/18

【衝撃動画あり】サバゲーマー&自衛官必見! 度入り耐衝撃レンズ「アクロアーマー」の実力やいかに!?

 

サバゲーマー&自衛官必見!

驚異の度入り耐衝撃レンズ「アクロアーマー」を本気でテスト!

 

 

 眼鏡着用者にとってサバゲーで悩みの種となるのが、アイウェアだろう。

 耐衝撃性能を持つ度入りレンズは高価になりがちだが、メガネレンズの専門店「れんず屋」は、リーズナブルで高性能な耐衝撃レンズ「アクロアーマー」を先頃製品化した。ここでは、実際の製品を用いた耐弾テストを実施できたので、その実力に迫ってみよう。

 

 

フレーム込みで3万円 リーズナブルで高性能な度入りアイウェア

 

 

 アクロアーマーは、Wiley Xの日本総代理店であるアトミックストア・インターナショナル・土釜代表(元航空自衛官)が、より高性能の度入り耐衝撃 レンズを求め、それに応じたメガネレンズの第一人者である「れんず屋」・古屋代表(元陸上自衛官/現予備自衛官)が、メーカー各社の多様な製品をテストした結果生み出された。

 元自衛官である2人は自衛官の眼球が破片など様々な危険にさらされていることを知っており、アイプロテクションの必要性を痛感している。しかし、眼鏡着用者に必要な度入りのアイウェアは高価になりがちだ。なんとかリーズナブルな度入りアイウェアを製品化し、自衛官に普及させたいという思いが、その背景にはあった。

 

 

 

 

 アクロアーマーは、アクロライトスポーツFF-iカスタムというレンズに伊藤光学のプライマコートをかけたものが高い耐衝撃性を示したことから生み出された。単焦点レンズの場合は内面非球面設計で歪みのない視界を確保。従来のレンズ同様に調光、偏光、ミラー、カラー加工も可能な国産レンズである。

 

 

 アクロアーマーはレンズ単体でも販売(単焦点¥19,800、遠近両用 ¥24,300)されるが、Wiley X「SHADOW ALT RIM」とのレンズセットがお薦めだ。

 価格は単焦点でなんと¥30,000、遠近両用でも¥34,000となっている。フレーム単品での同店価格が¥18,310 だから、だいぶお求めやすい。また、アトミックストア・インターナショナルとWiley Xが共同開発したSHADOW ALT RIMは、ガスケットを装着した状態でも日本人の顔によくフィットする。

 

 

アイプロテクションの重要性

 

イラク戦争中、顔面に被弾しながら目はアイウェアで守られたというアメリカ陸軍兵士の写真。アイプロテクションの必要性を感じさせるカットだ(Photo by DOD)

 

 欧米各国の軍や法執行機関においてアイプロテクションは必須事項であり、アイウェアのおかげで失明を免れたケースは数えきれない。自衛隊においてアイウェアは徐々に普及しているが、訓練中であっても通常の眼鏡を着用している隊員も見られるのが現状だ。野戦訓練の際、しなった枝が叩きつけたり、射撃訓練時に発射ガスが吹き付けられたりと、様々なところに目に対する危険が潜んでいるのだ。

 


 

耐衝撃実証テスト

 

 

 

 近視で眼鏡着用の筆者が、サバゲー用のアイウェアとしてアクロアーマーのレンズセット購入を検討してみた。果たして謳い文句通りの高性能なのか疑問をぶつけたところ、古屋氏のご協力で実際に耐弾テストをすることができたので、ご覧いただこう。

 

落下物耐久テスト

 高さ約2mの位置から鉄槍をレンズに2回落下させた。

 

テスト用の鉄槍は500gで、持つとかなりの重みを感じる

 

約2m落下した鉄槍はレンズを直撃した後、顔面の外側に方向がそれた

 

レンズにはうっすらと筋が入ったが、拭き取ると消えてしまった

 

耐弾テスト

 サバゲー中、索敵時などには顔面に被弾しがちだ。その際、アクロアーマーがしっかり目を保護してくれるのか、電動ガンで射撃してテストしてみた。

 

 

 

 

▼検証動画はこちらからみれます

 

 編集部所有の東京マルイ製次世代電動ガンMP5A5で写真のように至近距離からフルオートで撃ち続けたところ、BB弾が砕け散るばかりでびくともしない。1マガジンの弾数は72発。しかし、ほぼ1点集中で撃ち続けたところ振動が許容値を超えたのか、マガジン6本目にしてようやくレンズが割れた。もちろん、サバゲーにおいてこれほどタフ(過酷)な状況はありえない。テストの結果、安心して使える素晴らしいアイウェアであることを実感できた。

 


 

写真家・福島氏によるインプレッション

 

 アクロアーマーの存在を筆者に教えてくれたのが、月刊アームズマガジンの表紙&グラビアを手がける写真家・福島裕二氏だ。職業柄レンズを知り尽くし、なおかつサバゲーにも強いこだわりを持つ氏のインプレッションをご紹介する。

 

 

■写真家から見た「アクロアーマー」の性能とは?

福島:仕事柄特に目を大事にしていることもあり、サバゲーで愛用しています。普段仕事で使う眼鏡は品質にもこだわっていますが、このアクロアーマーの精度はそれとほぼ同等と言えます。レンズのコーティングはクリアとピンクの2種類を使い分けており、ピンクはコントラストをはっきりさせ、日中ドットサイトの光量を上げなくても視認しやすい効果があります。近日中に森で使えるブルーを注文する予定です。サバゲーをわかっている古屋さんが作ってくれるから完璧ですし、目の悪い人に的確なアドバイスをくれます。調光や偏光など特注のバリューが良いのも魅力です。

 

れんず屋ではアクロアーマーの派生品として、光学サイト用のレンズガードを開発中で、高い耐衝撃性と光の透過を実現。興味のある方は、ぜひれんず屋で相談していただきたい。写真は古屋氏が自身の東京マルイ製89式小銃(電動ガン)に搭載しているサイトロン製MDXに、アクロアーマーの試作レンズガードを装着したもの

 

■Wiley X「SHADOW ALT RIM」について

福島:日本人向けモデルなのでフィット感は良好で、ストレスを感じることなく使えます。サバゲーではかなりアクティブに動くタイプですが、ズレなくしっかり顔にフィットし、クリアな視界を確保してくれます。レンズ同様に耐久性のあるフレームにも信頼を持てます。

 

■ホロサイトのレンズガード

福島:所有するEoTech ホロサイト用にアクロアーマーのレンズガードをれんず屋さんに特注したのですが、最高です。一般的なポリカーボネート製のレンズガードはひずみが出るため、せっかくの高性能な光学サイトも本来の性能を発揮できません。しかし、このレンズガードなら高品質な視界を損なわず、至近距離で撃たれても本体の対物レンズをしっかり保護してくれるので、お薦めです。

 

こちらのEoTech製ホロサイト(2つとも福島氏所有)には、左側にアクロアーマーの試作レンズガード、右側に市販のポリカーボネート製レンズガードが装着されている

 

 

 

TEXT:Goost(Ghost in the Dark)

協力:れんず屋曙橋店、福島裕二(HARVEST TIME)

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年12月号 P.160~161をもとに再編集したものです。

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