ド迫力発火のデザートイーグルに新規カラーバリエーションが登場

 

 

　.44マグナム弾や.357マグナム弾といったマグナムカートリッジを使用するマグナムオートの中でも大成功を収めたのはイスラエルが生んだデザートイーグルだろう。1984年に誕生したこのモデルは、アサルトライフルと同じガス圧作動方式を採用し、ロータリーボルトによる閉鎖機構を導入したことで、ハイプレッシャーなカートリッジでも安定した作動を実現している。
　使用弾は.357マグナム弾にはじまり.44マグナム弾、そして1992年に.50AE（アクションエキスプレス）弾が加わった。.50AE弾の登場によりデザートイーグルは「世界最強のオートマチックピストル」という称号を得ることになった。中でもIMI（イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ）が製造したMarkⅦ（1992～95年製）、MarkXIX（1998～2005年製）の.50AE弾仕様はコレクターズアイテムとして人気が高い。現在はマグナムリサーチによって各部がモダナイズされたモデルが製造販売されている。

 

 

鮮やかなゴールド＆シルバーがレギュラーラインアップに

 

　タナカは.50AE弾仕様のデザートイーグルを発火式モデルガンで再現。リアルなディテールに加えて7mmキャップ火薬仕様の.50AE発火カートリッジによる迫力あるブローバックが体感できることから多くのファンを虜にしている。そんなモデルに新規カラーバリエーションが登場する。

 

 

 

　前回リリースされたセラコートモデルは限定生産だったが、今回は通常ラインアップとして加わる。ひとつは、大人な雰囲気が漂うマットな質感のブライトゴールドコーティング。もうひとつがマッシブなデザートイーグルのボディが映えるマットシルバー調のウォームシルバーコーティング。トリガーやハンマーといったスモールパーツはブラックなので、それぞれの色合いがより際立っている。ややもすれば下品な色合いになりそうだが、センスのある配色によりデザートイーグルの雰囲気にマッチしたものとなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　デザートイーグルという銃が実用性云々を超えた存在だからこそできるカラーバリエーションといえるだろう。ぜひコレクションに加えてほしいモデルだ。

 

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タナカ
デザートイーグル.50AE “ブライトゴールドコーティング”＆“ウォームシルバーコーティング” ヘビーウエイトモデルガン

 

DATA

• 全長：272mm
• 全高：160mm
• 全幅：47mm
• 重量：1,035g
• 装弾数：7発
• 価格：各色￥40,480（カートリッジ7発付属）
• お問い合わせ先：タナカ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年4月号に掲載されたものです。

 

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