エアガン

2024/12/15

サバゲーでも使いやすいPCCをバラす「G&Gアーマメント ARP9」

 

エアガン界にPCC(ピストルキャリバーカービン)を流行らせた先駆者

 

 

 PCC(ピストルキャリバーカービン)は実銃でも今流行の銃種だ。当初は市街地でM16の5.56mmでは威力が高すぎることから、M16をベースにLE向けに開発されたのがきっかけだ。AR15に慣れていれば操作や整備に特別な訓練が必要なく、使用する弾丸も比較的安く、反動も少ないことからシューティングを楽しむために一般ユーザーにも広がった。

 

 G&G「ARP9」はそんなPCCをモデルにしたエアガンだ。実銃と同じくM4と同じ操作系ながらも短く切り詰められたバレル・ハンドガードとクレーンストックは構えやすさとコンパクトを両立した絶妙なバランスを併せ持っている。

 また、基本的な分解方法やメカボックスは同社のCM16シリーズと共通なため、分解やカスタム/メンテナンスを覚えるための1挺としても適している。

 

 

 

分解・組立時のポイント

 

  • ピストルキャリバーカービンをイメージしたコンパクトM4
  • 基本的な分解方法、ギアボックスの構造はCM16シリーズと共通
  • ドラムクリック式のホップチャンバーを採用
  • MOSFETを外さなくてもストックチューブは外せる
  • セレクターカバーは接着されているので無理に外すと破損するおそれがある

 

基本分解/アッパーレシーバーの分解

 

アッパーレシーバーとロアレシーバーを結合しているピボットピンを左側から押し出す

 

アッパーレシーバーとロアレシーバーが分割できるボルトカバーを外す

 

アッパーレシーバーからインナーバレルを取り出す

 

フロントサイト、リアサイトを外す

 

フラッシュハイダーを外す。マズルのネジは14mm逆ネジ仕様だ

 

ハンドガードを固定している2本の六角ボルトを外す

 

ハンドガードを外す。ハンドガードベースとの嵌合がややきつい場合は、ハンドガード上部に20mm幅のスコープマウントリングを装着してプラハンマーなどで軽く叩きながら外す

 

続くバレルやメカボックスの分解など
G&Gアーマメント「ARP9」

完全分解方法はこちらから

 

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G&Gアーマメント「ARP9」

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

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