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2024/12/04

【KINIFE DIGEST WEB SPECIAL SIGHT】萩野 力 a.k.a. Asurah Knives × HOBBY JAPAN コラボナイフ 発売!!【その3:REPORT 試作品完成までの道のり】


 こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
 肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいていますが、ホビージャパン社からは、主に刃物に関するムックや書籍を出させていただいております。
 そんなご縁もあり「刃物専門編集者」として、アームズウェブであれこれ紹介させていただこうと思います。


ASURAH KNIVESのコラボモデル試作品完成!!


 萩野力さんとホビージャパンとのコラボナイフ『Monolith Modern』

 

 

 いよいよ、12月5日(木)に一般販売が開始となる。


 前回、ご紹介したように、無事にデザインも決まり、試作制作に入った。

 

 といって、筆者は何もしない。やるのは萩野さんである。

 

 

試作品ができるまでダイジェスト版!! その1


 会ったことのある方ならわかると思うが、萩野さんは応対のしっかりした好青年である。

 


 進捗を気にするであろう筆者をおもんばかって、彼は実に丁寧に進捗状況を教えてくれた。

 

「切り出しと穴あけくらいまで進めましたが、ご覧になります?」

 

 早速工房にお邪魔した(筆者の住まいから工房までクルマで1時間強で行けるのである)。

 

 

ご自宅のガレージの一角を使った工房。細長いスペースに必要な工具がひと通り揃っている

 

 

やすりがけして、図面に合わせていく。それにしても分厚い鋼材だ……

 

「毎回お越しになるのは大変でしょうから」

 

 今度は進捗状況を写真に撮って送ってくれた。

 

 

 

 

 どこまでも親切なのである。

 

試作品ができるまでダイジェスト版!! その2


 期待を膨らませていた10月某日、完成したというメッセージが届いた。

 

「もうすぐ焼き入れが上がってきます。仕上げはすぐ終わるのですが、マークとロットナンバーをレーザーでお店で入れていただくので、工房に来ていただくなら月曜日あたりが良いかと思います」

 

 とるものもとりあえず月曜に駆けつけたのはいうまでもない。

 

 

 すごく、いい。


 思わず持ってみたくなるたたずまいである。
 実際に手にすると、ずっしりとした重みが伝わってくる。


 このタフネスさに、スマートなシルエットの組み合わせの妙。
 持っているだけで、洒落た気分になれる。


 まさにカスタムナイフの真髄が詰まっている。

 

筆者が特に好きな角度。この立体感がたまらない(撮影:玉井久義)

 

「本当ですか、嬉しいなあ」


 笑顔になる萩野さんと、最後の大仕事であるモデル名を決めた。

 


「シリーズの中の一作としての位置付けにしたいです」


「だったら、Monolithはどうでしょう」


「いいですね。うしろに何つけようかな」


「そうですねえ」

 

 そう言いながら出てきたのが「Modern」である。

 

「これ、いいですねえ」


「オールドスクール感がほんのり出ているところが、僕も好きです」

 

 

 ということで、完成したのが今作「Monolith Modern」である。

 

下のモデルはシリーズ作のひとつ「Monolith Folder」。これも格好いい

 

 限定品だが、ぜひ皆さんにも手にしていただきたい!!

 

Asurah Knives × HOBBY JAPAN コラボナイフ「Monolith Modern」

 

【商品詳細】
全長:230mm
刃長:113mm
刃厚:約5.0mm
重量:268g
ブレード材:EXEO-CR20
価格:¥77,000(税込)
専用シース付属
限定品
 
お求めは、こちらから。
 
https://hobbythepeople.shop/items/6732de2f6cfe5307b7fc21f9
 
*ナイフはルールを守って安全に使用しましょう。

 

 

TEXT:服部夏生

 

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