新技術搭載!! タナカの新世代ガスガン「タナカ コルトS.A.A.45 4-3/4インチ(2nd)ガスガン ニュージェネレーションペガサス(仮称)」

 

タナカのペガサス式ガスガンSAAは新たなステージへ!

 

 タナカのペガサス式ガスリボルバー第1弾として登場したコルトS.A.A.45 4-3/4インチ(2nd)ガスガン(以下SAA)。タナカのSAAは大きくわけて2種類に分類でき、エジェクターチューブ内にマガジンを設けた初代の固定式シリンダータイプと、ガスを注入しやすくするためにシリンダーを着脱(デタッチャブル)式にした2代目(現行型)である。

 今回、月刊アームズマガジン2022年7月号に掲載された3代目となる新型は、ファストドロウやカウボーイアクティブシューティングでタナカのSAAを使うユーザーの間で問題視されていた部分を解消すべく細部にわたってモディファイされた。

 

 

 

モディファイされた主な箇所

 

  • シリンダーアッシーを貫通保持できるようにしたライブベースピンの採用
  • シリンダーなどを着脱せずに調整可能な可変ホップアップの搭載
  • フォーシングコーン部分に自由に動く自己潤滑性のパーツを設置
  • シリンダー内にインナーマガジンを設置(シリンダー総装弾数:6+9発)
  • エジェクターチューブ内にサブマガジンを設置(装弾数10発)
  • エジェクターチューブからシリンダー内のインナーマガジンへ装填可能(全弾発射後)
  • バルブの張り付きを解消したオートと同様の構造を持つ新型バルブを搭載
  • 実銃に近い外観を再現したハンマーノーズ
  • ハンマーの可動軸にカラーを追加
  • クッション性を持たせたハンマーのハンド軸部

 

新たに採用されたライブベースピン。ベースピンをフレーム前後で固定し、抜き差しができる実銃同様の構造を実現したことで耐久性、命中精度が大幅に向上

 

現行型のデタッチャブルシリンダー(写真上)と比較したところ。デタッチャブルシリンダーでは構造上、ベースピンが貫通できなかった。また、新型はフォーシングコーンに自己潤滑性のパーツを設けることでシリンダーの動きを妨げないようになっている

 

シリンダー前面の比較。右が新型、左が現行型。シリンダー内にインナーマガジンが設けられ、オレンジ色のフォロワーを採用することで給弾孔が確認しやすくなった。装弾数は15発を誇る

 

シリンダー後面の比較。右が新型、左が現行型。ラチェット面にあったカートリッジリムの連結部分(ランナー)がなくなり、リアルな外観となった。新型はベースピンが貫通しているのがわかるだろうか

 

新型はチューブ後部にシリンダーを外してもこぼれないようにBBストッパーが設けられ、エジェクターチューブスクリューには緩み止めのOリングが追加されている

 

エジェクターチューブ内にはサブマガジンを設置(装弾数10発)、エジェクターロッドを使ってシリンダーへ一気に装填できる。BB弾は矢印の部分からスプリングの隙間に押し込むようにして装填する

 

ボルトはエラストマーを挟み込んだ3重構造にすることでスプリング外れを解消し、クッション性を持たせている

 

可変ホップアップの調整はハンマーをコックしてフレーム後部にあるマイナスのスクリューを回して行なう。リアルさを損ねずかつ分解せずに調整できる

 

ハンマーノーズはテレスコピックな2重構造にすることで実銃に近い外観を実現

 

 最大の特徴は、ベースピンがライブになり実銃同様に抜き差しが可能になったことと、シリンダーアッシーを貫通・保持できるようになったことだ。これによりデタッチャブルシリンダーに比べてシリンダーのガタツキやブレが解消されたことで、正確かつスムーズに回転できるようになり、命中精度の大幅な向上も実現した。ライブベースピンと貫通型シリンダー、新型バルブの採用は、SAAだけではなく誕生から22年近く経過しているペガサス式ガスリボルバーにとってもエポックメイキングな改良だと言える。今回は特許出願中とのことで詳しい構造はお伝えできないが、革新的であることは間違いない。
 実射してみると、ハンマーのコッキングフィーリングはシャープでメリハリがあり、ハーフコックポジションにしてシリンダーを手で回すと淀みなく回転する。各所にウエイトを追加したことで手にした時のズシリとくる重量感と前後バランスは感動を覚える。命中精度については試作サンプルながら20m先のA4判サイズのターゲットに充分ヒットできる。リアルさはもちろんエアガンとしての実用性も申し分ない。
 価格・発売時期は未定だが、タナカのSAAを所有している方はもちろん、今まで手にしたことがない方にもお薦めのモデルになることは間違いない。随時情報が入り次第、レポートする予定だ。

 

 

TEXT:毛野ブースカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年7月号 P.24~25をもとに再編集したものです。

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