“サソリ”のあだ名を持つ旧チェコスロバキアの短機関銃

　短機関銃の中でも特にコンパクトなスコーピオンVz.61。1961年に旧チェコスロバキア軍に採用されたこのモデルは口径が.32ACP、発射方式はハンマーファイア式のクローズドボルト・シンプルブローバックで、グリップ内に「レートリデューサー」と呼ばれる発射速度を抑制する機能が搭載されている。

　無駄を省いたボディに組み合わされたトップフォールディングタイプのストックは、折り畳むとハンドガンのように携帯でき、戦車兵などの自衛用兵器としても適していた。東京マルイはスコーピオンVz.61を電動コンパクトマシンガンとして再現。スリムなレシーバーにコンパクトメカボックスが巧みに内蔵されている。

　7.2Vマイクロ500バッテリーはグリップ内に収納する。各種サイレンサーが装着できるジョイントバレル、20mm幅のアンダーレールも付属し、サバゲのメインウェポンとしてはもちろんサイドアームとしても活用できる。

東京マルイ
電動コンパクトマシンガン スコーピオンVz.61

DATA

• 全長：270mm ／ 522mm（ストック展開時）
• 重量：1,110g
• 装弾数：58発
• 価格：￥25,080（本体セット）
• お問い合わせ先：東京マルイ

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

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この記事は月刊アームズマガジン2024年11月号に掲載されたものです。

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